手相の財運線は小指の下から手のひらに向かって伸びている縦線ですが、実はない人が多いです。手相において財運線は金運の目安として扱われているものの、学生や専業主婦など自力で稼ぐ手段がなかったりお金に恵まれていない環境で過ごしていたりなどお金と無縁であればあるほど現れにくいと言われています。逆に言えば収入を得るチャンスがあれば、手相に財運線は現れるわけです。とはいえ30代になっても出現しにくいこの線はたとえ現れたとしても、短かったり薄かったりします。

それを見た人は「自分には金運がないんだ」と落ち込みがちですが、それは芽であって金運アップの兆しです。落ち込むよりも現れた事に喜んだ方が線が伸び、濃くなって強くなっていきます。この線は長さと濃さに強さが比例しているため、伸ばしたい場合はまず貯蓄から始めていくべきです。最初の段階であれば尚更ですが、もしも線が知能線に届いていたら貯蓄よりも勉強を重視した方が良いとされています。

知能線にまで達していれば芽の段階は過ぎ、立派に金運に恵まれている状態です。お金にも困らないほど生活は安定しますが、お金は資格の取得といった知的な活動に使われやすくなります。いわゆる自己投資というわけですが、財を掴むためには内面を鍛えなくてはならないです。知能線の活動を過ぎれば今度は運命線に達し、本格的にお金の使い方は運用や投資など金融的な関わり合いになります。

一方、生命線に届いていれば長いものの、コツコツと地道な努力をすべきだというサインなので持続して貯蓄すべきです。