女性は占い好きだというイメージがありますが、確かに誰にも言えないような悩みを相談できる存在として頼りにしている人は多いようです。女性は感情で物事を捉える側面を持っていると言われており、感情の支えになってくれるような存在を探し求めているという説があります。それが友人や恋人であったり、人によっては占い師であるということなのでしょう。しかし、全てを占いに頼り切ってしまうのは非常に危険です。

中には、悩みを抱えた不安定な状態である時に人生が180度変わるような威力を持った言葉を投げかけられ、占ってもらった言葉が全てだと思い込んでしまうような人もいます。自分の中で彼らの助言が絶対的な力を発するようになってしまったら危険です。これまで自分で判断できていたような単純な事柄でも迷うようになってしまい、本当の自分を見失ってしまうことも有り得ます。占い師は神様ではありません。

彼らの言葉全てが正しいというわけでは決してないのです。言われた言葉を全て鵜呑みにするのではなく、その中で自分が共感できたことや大切にしたいと思った言葉だけを意識する程度で十分なのです。良いことは信じる、悪いことは聞き流すくらいの軽い気持ちであるほうが楽しめるかもしれません。占いとの上手な付き合い方、距離の取り方を心得ておくことがとても重要です。

決断して自分の人生を生きていくのは他ならぬ自分自身であるということを忘れてはならないのです。